京都、八坂通の京料理、割烹 祇園 さゝ木

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祇園ささ木 八寸の12暦プロローグ



まず「八寸」の意味合いから。

八寸角の杉のへぎ生地の角盆のこと。これが転じて、ここに盛られる酒肴のことを指すようになり、いまでは献立の名称となった。

正しくは、八寸四方の杉盆を使い、右向こうに海の幸、左手前に山の幸を盛り込むのが定めである。

しかし、時代の流れや料理に対する捉え方が変わる中で「八寸」も少しずつ形を変えてゆかざるをえないこととなる。

器も自在となり、また食材の使い方も自由になってきた。

「祇園ささ木」の八寸シリーズ、これからの展開を楽しみにしてください。




睦月の八寸 第1回

「正月」

如月の八寸 第2回

「立春大吉」

弥生の八寸 第3回

「蛤の貝合わせ」

卯月の八寸 第4回

「花見八寸」

皐月の八寸 第5回

「男の節句」

水無月の八寸 第6回

「水無月の宴」

文月の八寸 第7回

「七夕」

葉月の八寸 第8回

「涼しげ」

長月の八寸 第9回

「味覚の饗宴」

神無月の八寸 第10回

「初秋の焼き八寸」

霜月の八寸 第11回

「吹寄せ」

師走の八寸 第12回

「冬の情景」