京都、八坂通の京料理、割烹 祇園 さゝ木

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祇園ささ木 〆のご飯の12暦プロローグ



「祇園ささ木」のカウンターは舞台である。料理が役者を演じ、それぞれ重要な役割を果たしている。向付から椀物、焼物など幾度となく盛り上がりを見せたところで、締めのご飯が再び大きな感動を呼ぶ。

京都の料理屋で、締めのご飯が話題になり始めたが1990年後半のこと。銀閣寺近くの「草喰なかひがし」さんが、土釜で炊立ての白ご飯とメザシを供したころから、各料理店で締めのご飯を意識するようになった。

佐々木は白ご飯ではなく、炊き込みご飯を大団円の主役として用いることにした。それまで向付には必ず入るトロの握りが佐々木の代名詞であったが、そこに月替りのご飯が加わった。以来、佐々木の締めご飯は、食べる人達の大きな楽しみとなった。

締めのご飯、12ヶ月 お付き合いください。



睦月の〆のご飯 第1回

鯛ご飯

如月の〆のご飯 第2回

からすみのお粥さん

弥生の〆のご飯 第3回

蟹味噌たっぷりのチャーハン

卯月の〆のご飯 第4回

筍ごはん

皐月の〆のご飯 第5回

寿司 三本勝負

水無月の〆のご飯 第6回

アワビの鍋焼きピビンパ

文月の〆のご飯 第7回

鱧の源平

葉月の〆のご飯 第8回

鮎ピザ

長月の〆のご飯 第9回

おにぎり

神無月の〆のご飯 第10回

鱧と松茸の玉締め

霜月の〆のご飯 第11回

鯛茶

師走の〆のご飯 第12回

一汁三菜